2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

どうして

どうして僕の大事にしていた一線をあなたはそんなに簡単に飛び越えてしまうの。どうして僕の大事にしていたものをおまえはそんなに簡単にめちゃくちゃにできるの。そんなわがまま。

自殺, 疾風

自殺するとき、人の理性的思考と一般に呼ばれるものは停止している。自殺するとき君は「自殺するくらいの勇気があるなら何か大きいこと成し遂げられるだろ」とか「自殺することは産んでくれた親とか神などへの冒涜だ」みたいな何の内容もない声が全く届かな…

Don Giovanni, addict, new life

恋愛とは連鎖である。彼女に対して持った愛の残り火は別の女性への愛へと昇華されてゆく。否、昇華されてゆくのではない。ただそれはとどまっているのみである。何も昇華などされない。同じことを手を替え品を替え繰り返す螺旋階段でしかない。確かにその間…

脱出

頑張っている人を見れば頑張れる。つらい境遇にいる人を見ればつらい境遇を我慢できる。他人との関係の中には、(それは単なる麻薬的なものでありうるものの、やはり)突破口といえるものを作り出す力があるということだ。いい友人とは、風穴を開けてくれる人…

カラオケ、ペッティング、純愛、傷、薬

カラオケにひとりではいる。いくらか歌ってみる。サイケデリック後遺症にたどり着く。そのとき、そこにあの空間が復活した。君が隣にいた。“ああ、そんな風になるんだ” 僕の下手な歌を軽くバカにしながら。僕はそっと君に触れて君は抵抗することもなく。その…

好き、嫌い、小紋によせて。

どうしてだろう、大嫌いだったビール。ふと思い出してしまう。あのほろ苦さが、あの嫌いだったほろ苦さが、ふわっと口の中をつつむ。となりどうしで話した優しいあなたの姿が蘇る。きみはビールが嫌いだと言ったね。ほら、じつはこんなに甘いんだよ。きみも…

刹那に溺れて - 呑み、ふと思ふ

全てのものが無価値ならば、どうして超人のような生き方が正しいと言えよう。そのような問いと愈々向き合わざるを得ない時が来ている。結局はそのような「正しい」生き方も何か矮小なものへの中毒であるようにしか思えない。刹那的な物事に溺れて地上が見え…

同一とは何なのか

6/19の話。彼女に似た女性とその彼氏が楽しそうに話しているのを見た。はじめ、それが彼女とわたしの過去に見えた。愛し合っているふたりが懐かしくも胸を痛ませるものとなった。つぎに、それが彼女と彼女の今の彼氏の現在に見えた。愛し合っているふたりが…

大人、恋愛、処女、発狂

大人とこどもの違い。それは根源的欲求を我慢するか否かである。こどもは我慢しない。適当に伸び、適当なところで止まって別の方向へ進む。大人はしばしば我慢する。伸ばし、止める。大人は妥協するひとだ。 ex. こどもの恋愛は妥協がなく大抵は破滅的になる…

出発

・言葉の意味は決して確定されない・わたしの生に意義はない・世界のあらゆるできごとに価値はない・ひとのまわりに絡みつく全ての関係や取り決めは妥協の産物であるわたしはキャンバスに落書きをしている。